住むところがない!

大分に来る前の話し。当然熊本機能病院入院中でした。

リハビリによる筋力アップもそろそろ限界が見えてきて、当然退院後の生活を考えなくてはならなくなりました。社会復帰はまだまだと考えていましたので、退院して何年か生活のパターンをつかんでからと思っていました。熊本でまず、住まいを探し始めました。社会復帰を考えると、住居は固定出来ないので、まず、賃貸アパート、賃貸マンションを考えました。ところが、まず、私にとってバリアフリーな部屋はまずないんでした。玄関にさえたどり着けなかったり、玄関から中に上がれなかったり、廊下が狭くて車椅子が通れなかったり、最大のネックはトイレと風呂。全面改装が必要な部屋が殆どなんですが、賃貸の場合、改装はすごく大変だし、共用部分の改築はほぼ不可能に近い。壁はさわれない、床はほじくり返せない。水周りを改装なんてとんでもないって感じでした。

 

不動産屋さんに問い合わせるときに、バリアフリー?て何?という言葉を何度も何度も聞かされました。私に必要な条件を出してもなかなか理解されず、下見にいけそうなFAXは殆ど来ませんでした。

 

次に中古のマンションの購入を考えました。ユニハウスなんかを見学してきて、大体僕の場合、500万円位は改装費がかかると踏んでましたので。とにかく安くて、広くて、改装可能なマンション。だけど、賃貸と同様の問題にやっぱりいきあたりました。もう一つ、問題になったのは駐車場。障害者用のスペースがとれる駐車場にはとうとうお目にかかれませんでした。つまり、家族がいないと外出も出来ないってことです。最後に中古の家を買って改築しようと考えました。これなら、改築は自由だし、駐車場のスペースもレイアウト自由です。これはかなり良い物件がありました。ただ、色んな住宅展示場にいって見学しましたが、「いっそのこと新築で建てませんか?」と勧められました。まあまあめがねにかなった家がみつかり、手付け金を払う直前に家庭の事情でばたばたして延期してました。その間に「大分に来ないか?」というお話を戴きました。詳細はちょっとここでは書けないんですが、まさに晴天の霹靂って感じであれよあれよというまに大分に来ちゃいました。大分に来た理由はただ一つ。私が住める住居があったってこと。それでも、風呂の改装とか色々それからあったんですけどね。寝るベットが置けて、玄関がちゃんと入れて、風呂、トイレが可能。駐車場の問題もクリアーしてました。

 

大分に来てもう一年が経ちました。私の生活の様子はホームページの通り。

 

 

98/11/14(Sat)作成 

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