人差し指一本で出来る「ボランティア」

今回は私個人の意見を少し書いちゃいます。

 
人差し指一本で出来る「ボランティア」もあります。

AC公共広告機構

このCMがTVに出だしてからなんかエレベーターに乗るときにスイッチを押して

ドアを開けておこうとなさる方が増えたような気がします。

TVの影響力を実際に感じるいい例なんでしょう。

 

始まりは人差し指一本で出来る「ボランティア」でいいかもしれない。

でもね、そこから先は?

って感じでしょうか。

 

障害者の方へ一声かけるのは最初はとても勇気がいると思います。

色んな障害があり、程度、内容もそれぞれです。

障害を抱えている人は、障害に対して劣等感を持っていたり、

障害を知られたくなかったり、不用意な言葉にとても傷つきやすかったりします。

それを知れば知る程、声をかけにくくなるのは容易に想像出来ます。

 

しかし、どんな結果になろうとも始まりが無ければ、何も変わりません。

きっかけとしては、人差し指一本で出来る「ボランティア」は悪くないと思います。

ただ、そこで自己満足してしまって、「そこから先はどうするのか?」という考えがストップしてしまうのを心配しています。

本当にその人が求めている事が何なのか?

を理解し、学習するためには、障害者に接するする機会がどれほどあるかだと思います。

 

五体不満足の著者 乙武洋匡(おとたけひろただ)さんが著書の中で

「障害は慣れ」と書かれています。私はこの意見に賛成です。

配慮が足らなかったり、知識不足だったりして、お互いイヤな思いをすることも

あるでしょう。人間的に合わない方もいらっしゃるかもしれません。

それでも、障害者に日常的に接していれば、どう接すればいいのか自分のスタンスが見えてくると思います。

その為にも、障害者はどんどん人の目に触れるべきだと私は考えています。

声をかけたいけど、なかなかかけられない人にその機会を増やしてあげるべきです。

そして、例えイヤな思いをしても、「次からはこうしていただけますか?」と

障害者の側が必ずお願いすることが必要だと思います。

「あっ、そうか!次からはこうすれば良いんだ!」

と、思ったら、次からは躊躇することも無く、自信を持って声をかけたり、手をさしのべたり出来るようになると思うからです。

 

初めて僕に会う方々はよく、「どうすればいいのか分からない。」と困った顔をされます。

その時は、僕の方から「こうしていただけますか?」と声をかけます。

次に会ったときにはもう困った顔をされなくなります。

その次には「やあ、又来たね。」と声をかけて下さるようになります。

更に心に余裕が出来てくると、向こうから、「こうしたらどうだろう?」とおっしゃって下さるまでになります。

時間はかかりますけど。

 

だから、「障害に慣れ」ていただく為にも障害者はどんどん外出して、多くの人の目に触れるべきだと僕は考えているんです。

人差し指一本で出来る「ボランティア」も、エレベーターのスイッチを押してあげるべき人が身近にいなければ不可能なんですから。

 

どんな、障害があり、どんなことに困っていて、どうすればいいのかただ知らないだけの方が一杯いて、最初の声かけをためらっているんだと僕は考えています。

知ってしまえば、一度経験すれば、誰でも簡単に出来る事が沢山あると思うんです。

 

それでね、その時に少しでいいから、障害について考えていただけるといいかな〜と。サワグチは思うのです。

 

今回の要点、

「障害は慣れ」が必要。

そして、「継続は力」サワグチのモットーなのでした。

 

99/02/20(Sat)作成

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