つかれ

車いすに乗っている時、サワグチの身体は腹筋、背筋が全然効かないので、常に身体をやじろべえのようにバランスをとっているような状態に上半身がなっています。

障害部位が上部胸髄なのに見た目がそんなに上部の損傷に見えないのは、常に両肘をアームレストに当てて身体を支えているから。

背もたれも小さく、後輪の軸もかなり前方に出している機動性を重視したタイプの車いすなので、後方にもたれると転倒します。

で、長時間車いすに乗ってていると、だんだん感覚の無い背中の筋肉がぱんぱんに張ってくるのが分かります。そのまま休まずにいると、どっと全身に疲れが出てきます。

 

仕事の時はお昼休みに必ずベットに身体を横たえて休みます。

 

車の運転席はバケットタイプのシートで、背もたれがしっかりしていて思いっきりもたれかかれるので、外出時に他に身体を休める(横になれる)場所が無い時には、愛車ラウムの運転席をリクライニング状態にして身体を休ませます。

お尻の部分にシリコンパットも入っているので、2,3時間寝ていても褥瘡の心配も無いです。

 

映画を見るときは車いすを壁につけて後方にもたれかかっても転倒しないようにして見ます。それでも2時間前後車いす上で映画をみるのはちょっときついです。コンサートなども同様です。

 

電車に乗る時も、車いす上で1時間も揺られると上体が持たなくなってきますし、どこかにしっかりつかまってないと危ないので、長時間車いす上での乗車は辛いです。車いす用スペースには簡単な固定ベルトが付いてることがありますが、NYで乗ったバスのようにがっちり誰かが固定してくれない限り、やっぱり手すりかどこかにしがみついてないと怖いです。

 

ラジコンヘリも一日5フライト以上すると、どっと疲れて車の運転が困難になります。集中力ががくっと落ちて、腕が上がらなくなって力が入らなくなります。眠気が急に襲ってきます。その時は躊躇せずにラウムの中で小1時間程寝ます。体力に余裕が無いので、出来るだけ真っ直ぐ自宅に帰ります。

 

仕事の関係上、時々夜に起こされることがあるのですが、睡眠サイクルが狂うとものすごく次の日が辛いです。

NY行きの時も、結局短期間で14時間の時差に身体を順応させることが全く不可能でした。

 

A4の紙一枚分位に字を続けて書くと、手が痺れて動かなくなります。

 

ゲームセンターで銃を手に持って画面を打つゲームがありますが、普通に構えて打っていると、2面目位から腕が上がらなくなります。(自宅でプレステなんかで同様のゲームを遊ぶ時はポーズボタンで一休み出来るんですが)しょうがないので、肘を車いすのアームレストにつけて腰だめにして打つんですが、当然標準は甘くなります。

 

とにかく、身体の限界がはっきり分かっているので、その範囲内で行動するように心がけています。

でも、慣れないことにチャレンジするときは限界が分からなくってどうしても恐る恐るになってしまいます。

そういう時は、肉体的に疲れなくても、精神的にどっとつかれます

つかれが溜まった時はその回復を最優先にします。そうしないと後が大変なのが分かっているので。

 

2001/03/29(Thu)作成

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