車輪の一歩

NHKのドラマ「男たちの旅路」第4部 第3話:車輪の一歩
1979年11月24日放送
脚本:山田太一

車いすの障害者問題に真っ向から向き合ったドラマ。
約2年前に中古で購入したDVDです。

サワグチが障害者になる約20年前の作品です。
当時の車いすの障害者を世間がどんな風にとらえていたのかかなり実感出来ると思います。

障害者にとって、性の問題、住居の問題、交通機関、色んな”障壁”があった時代。

そんな時代に主演の鶴田浩二は言います。「人に迷惑をかけない」というルールがある。
「でも、君たちは、ぎりぎりの迷惑はかけてもいいんじゃないか?いや、かけなければいけないんじゃないか?」っと
それが通用する社会にするんだと。

”迷惑をかける”っという単語を”手助けを求める”に変換すれば、現在の人にはしっくりくるかな?。

障害者に気軽に手を貸せる。そんな社会に。

平成8年、サワグチは障害者になりました。
あの当時でさえ、バリアフリーという単語を知らない人の方が多かった。
車いすのサワグチがお店に行くと、「困った人が来たな。」って顔をされることもしばしばでした。

そのもっともっと前はどんなに大変な社会だったのか。
「障害者よ、外に出よう。人前にもっと出よう。人の手を借りよう。」っという言葉を実行することがいかに大変だったか。

そして、はじめの一歩ならぬ、車輪の一歩が始まる。

「手を貸して頂けますか?」と言う勇気。
そうした勇気を振り絞った人達のお陰で、今がある。
交通バリアフリー法ができ、バリアフリー住宅もある。バリアフリー風俗マップもネットで探せばある。

でも、何よりも変わったな、っと思うのは、お店の前に段差があっても、さっと、自然に、車いすを担いで中に入れてくれる。
そんな、人々の気持ち。
してあげる、してもらう、じゃない、
それが当然のこととなった社会に、感謝(^人^)です。


2009/01/16(Fri)作成

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