温泉に入った!

杉の井ホテルグッドタイムフロアーって何?て方も多いと思います。

詳細は

杉の井ホテルのホームページ http://www.suginoi-hotel.com/

グッドタイムフロアーのところを参照して下さい。

このフロアーの客室は、車イスユーザーが単独で宿泊しやすい様には作られていません。介助者(健常者)の介助無しでは出来ないことが多いんです。

つまり、基本的に全介助の方用に作られています。なんでそうなっているかというと、このフロアーは

春山満氏 総合監修”介助を必要とされるご家族の心を支える三世代リゾート”

というコンセプトで作られているからです。

お風呂もトイレも洗面も畳の和室も。ですから、サワグチにとっては正直居心地がよい部屋ではありません。(TVはサワグチが自力で乗り降り出来ない和室の奥にあってベットから一番遠い所にあるし。クローゼットも和室内にあって車イスのままでのアプローチは不可能、室内のトイレは手すりが片側しかなくって、サワグチが一人で便座に乗り移れないし、身体を便座の上で支えられない)

サワグチにとって居心地のいい部屋は、「家族の手を煩わせること無く一緒に過ごせる」部屋だからです。

ちなみに、このグッドタイムフロアー、お披露目の時に一応全ての部屋を見学して中身をサワグチは確認済み。

泊まった部屋は和洋室、つまり部屋の約40%以上の空間は車イスではアクセス不可。サワグチにとっては実質ちょっと広めのツインの洋室。

じゃ、何でホームページで紹介するかというと、このフロアー内に有る家族風呂は、介助者にほぼ担いで貰うこと無くサワグチが湯船に入れて温泉に入れるんです。(スイッチ操作とリフトの移動は介助者が必要)1時間貸し切りで。客室と同じフロアーにあるので、ベット上で浴衣に着替えてから浴室に直行出来て、車イス上で浴衣を脱いで直接リフトに乗り移るだけで済むのでもの凄く楽でした。入浴後、リフト上で身体を洗える様にシャワーもそばに付いてます。3点シートベルト固定なのでとても安心。

←(こんな感じ、モデルはサワグチ。ギリギリ露出okの状態)

えっとですね。入院中も含めて(入院後半からは専用車イス上でシャワー浴だったので)、自宅のお風呂以外で湯船にゆっくり身体全体を浸すのはほぼ7年ぶりだったんです。勿論温泉は初めて。いやー気持ちよかったです。段々身体がポカポカしてきて、お肌がツルツルになりました。

←(湯船に浸かった状態)

グッドタイムフロアー専用のコンシェルジェが、かなり複雑に入り組んだ杉の井ホテルのエレベーターの配置や移動経路を丁寧に説明してくれます。なんでかというと、夕食を頂いた日本料理「福膳」に辿り着く為には、まず本館のグッドタイムフロアーある4階から5階にエレベーターで上がって、HANA館2階に繋がっている通路を通ってHANA館を突き抜けて、スギノイパレス地下1階にぶち当たったらエスカレーター前を左にずーっと回り込んでそこからエレベーターで1階に上がった場所にあります。(文章で確実に理解出来ます?)

ついでに、朝食を頂いた本館地下1階「レインボウ」に行く為には、グッドタイムフロアー側のエレベーターでは1階までしかいけないので、グッドタイムフロアーと同じ4階の一般客室側のエレベーターまで移動しないと辿り着けません。グッドタイムフロアー内のエレベーターで1階まで降りて「レインボウ」へ行けるエレベーターに移動する場合は途中結構キツイスロープがあるので、グッドタイムフロアーを横移動して4階から直接エレベーターで地下に行くことをお薦めします。グッドタイムフロアーのみ追加料金で部屋食可ですけど。

チェックアウト後、ホテル玄関そばの車イスマークが付いているスペースに停めさせて貰ってたにもかからわず、運転席側に宿泊客の車がどんと停められていて介助者に車を正面玄関まで出して貰うしかなかった事実は、

障害者(車イスユーザー)が自分で車を運転し、自分で服をクローゼットにしまい、自分でベットに乗り降りし、自分でトイレで用を足し、自分でお茶を入れて、過ごす、ってことを最初から目的にしていないホテルの対応を象徴してるみたいな出来事でした。

 

でも、又温泉に入りたくなったら多分宿泊すると思います。それだけの価値はありました。サワグチにとっては。

2004/07/02作成

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