マンガの中の障害者たち 表現と人権

マンガの中の障害者たち 表現と人権

永井 哲 /著  解放出版社

ISBN 4-7592-5123-5 1900円+税

中身は題名の通りです。

脊髄損傷の性について漫画家の方からご質問をE-mailで戴いたので、ふとこの本を思い出しました。

初版発行が1998年7月20日ですので、ごく最近までのマンガを扱っています。

障害者問題を真っ正面から扱った物、ほんの1シーンだけ扱われている物、色々あります。

今では差別表現があちこちにあって、もう読めないだろうと思われるものもあります。

 

障害にも色々あって、様々な問題がそこら中に在るのが、この本を読めば分かると思います。

 

「ビューティフル・ライフ」のように、ある意味幸せな障害者ばかりじゃなく、

支えてくれる人もなく、絶望の淵から脱出するすべも無い障害者もいる。

 

あくまで個人的な感想ですが、サワグチは、キムタクが、

「俺があんたのバリアフリーになってやるよ。」

と言った言葉に、とても違和感を覚えました。

微妙な表現だと思うのです。

ひねくれた見方かもしれませんが、

「バリアーを取り除いて貰わないといけない弱者」(実際、そうであることが多いのですが。)

と言われてるみたいな受け止め方が出来るからです。

 

でも、サワグチは、階段を担いで運んで貰うよりも、スロープを自分で登りたいのです。 

そんな言葉を言う必要も無い社会になってくれるといいなあと思います。

 

2000/04/14(Fri)作成

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