ハンディキャップ

インペアメント、impairment、機能障害

ディスアビリィティ、disability、能力障害

ハンディキャップ、handicap、社会的な不利

 

英語では「障害」をこの三つの言葉を使い分けるんだそうです。

(1999年版の現代用語の基礎知識より)

disability insurance(障害保険)

disability pension(障害年金)

a physically handicapped person(身体障害者)

(研究社、新英和中辞典より)

 

私の場合、両下肢機能の全廃による機能障害(impairment)で、歩行に対する能力障害(disability)が起こり、車椅子使用によって移動に対して制限を受けており、社会的に不利(handicap)な状況に置かれている、といったところでしょうか。

最近、よくハンディキャップルームという言葉が使われるんですが、私は必ず「車椅子対応の部屋はありますか?」と聞きます。障害が個々に違う問題を抱えているように、私自身の障害にちゃんと対応しているかを問い合わせます。

「ハンディキャップルームという部屋はございません。」と返事があれば、「じゃあ、ドアの幅は65cmありますか?バスルームへは段差はありませんか?バスルームへのドアの幅も65cmありますか?」と具体的に車椅子で使用できるかどうかを質問します。

宿泊の時には、どうせ、バスタブには入れないし、トイレの便座に座ることもないので、必要なことは、導尿後の処理が出来る洗面へのアプローチが出来るかどうか、ベットに安全に乗り降り出来るかどうか、の2点なんです。

ホテルのベットの乗り降りは最近の工夫によって大抵クリアー出来るようになってきました。時々落ちますが。(不覚!参照)

残りは洗面へのアプローチ。部屋の洗面が使えなくても、ホテルは大抵宴会場には車椅子用トイレはあるんですが、そのためには、結構体力を必要とするベットの乗り降りを行わねばならず、重いドアを開けて、なおかつタイヤをとられるホテルの絨毯を夜中にえっちらおっちらかなりの距離をこがねばなりません。解決法としては、導尿チューブと尿器を使い捨てにしてしまうことなんですが(そうすると、ベットから降りなくとも用は足せる)、まだそこまでは至っていません。

 

言葉というものは、難しいモノで、具体的に問い合わせないと、「車椅子でも食事できますか?」「ええ出来ます。」というご返事を鵜呑みにして痛い目にあったことが何度かあります。

「介護なしで、車椅子で人のお世話にならずに一人で食事できますか?」と聞くべきでした。)

バリアフリーハンディキャップ車椅子マーク、私にとっては常識な言葉が、一般にも同じ認識で受け容れられているとは限りません。むしろ違う方が多いのかもしれませんね。

機能障害(impairment)と能力障害(disability)は改善の可能性がありませんが、社会的な不利(handicap)は改善出来る可能性が残っています。そして、そのためには本人の努力と、周囲の理解&協力の両方が必要なのだと思っています。

99/03/18(Thu)作成

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