がんばらないということ

障害者になって覚えるのに一番苦労したのは、これ。

がんばらないということ。

がんばりすぎないこと。

 

貧乏性のサワグチはじっとして何もしないのはとてもつらいです。

何かしていないといたたまれない気分になるのです。

(子供の頃、あまりに私がうるさいので、「1分でいいから黙ってみろ。」と父に言われたのですが、30秒位で「まだ〜?」と訊いちゃったのだそうです。(^_^)ゞ)

 

しかし、体力も気力も以前のようにはない。

徹夜なんぞしようものなら、一日寝込みます。

以前は2時間で読破できた本が、一晩かかっても読み終えられない。

映画一本(約2時間)ぶっ続けで見れない。

ベットと車イスとの移動すら「しんどいなあ」と思っていました。

トイレの為に起きるのが一日の大半の体力を使っている気分。

お風呂に入るのに一大決心に近い気持ちで「よし、入るぞ」と自らをむち打ち、準備をする。(着替えにかなりの体力を必要としたので。)

洗濯機の中の洗濯物を干しに行くのさえつらい。

車の乗り降りに一苦労。運転も一苦労。「外出したくないなあ」とよく思ってました。

 

一番つらかったのは、集中力が続かないこと。

一生懸命考えるのですが、集中力が断続的にしか維持出来なくなってしまって、なかなか考えがまとまらない。

友人とだらだらと何時間も電話は出来るのに、仕事で集中すると、30分位で頭がぼーっとしてました。

 

いっぺんに物事をしようとしないこと。

少しずつ、少しずつ、貯金箱に小銭を溜めていくように積み重ねていく毎日。

それなりに体力、気力が安定するのに約2年が必要でした。

現在は、やっとかなり自然に(しんどいと感じずに)毎日の生活を行えるようになってきました。

 

あきらめない、けど、がんばりすぎない。

サワグチのモットーは”継続は力

マイペース、マイペース。人は人、私は私なのです。

 

2000/01/15(Sat)作成

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