介助をお願いする
中途障害のサワグチが未だに気にしてしまうのが、介助を他の方にお願いすること。
介助を必要とする状況に遭遇するを出来るだけ避けます。
お店は、自力でアクセス出来ないところには極力いかないようにしています。
でも、時々、ワザとそういうところに行くことがあります。
といっても、階段を何階分も担いで貰ったりはしません。
段差が数段だけとか、そんなに人様の手を煩わせないとこに行きます。
理由は、いくつか。
ひとつ、その程度のバリアーなら、1人ないし2人の人数の介助でなんとかなること。
例え、介助者が初心者でも、私及び介助者への危険度が比較的低くて済むこと。(生命の危険までは感じずに済むということ)
ちょっとだけ、バリアフリーに関して関心を持って貰う為。(車椅子にとって何がバリアーなのか)
車いすで介助無しでアクセス出来る場所しか行かないと、行ける場所がどうしても限られてしまうので、ちょっとだけ介助をお願いするだけで、行動範囲がかなり広がります。
大分に来て、4年目に入りました。最近やっと覚えてきたのは、人に介助をお願いすること。
友人、知人にちょっとした段差、階段を担いで貰う機会が増えました。
どの程度の介助が必要かを周囲も理解してくれてるので、
「あそこのお店、階段が3段あったけど、みんなで担げば大丈夫。今度行こう。」
「椅子が無くて、座敷しか無いけど、座椅子を用意して貰うか、壁に寄りかかれば大丈夫」
なんて会話が抵抗無く出来るようになってきました。
段差、階段があるお店でも、店員さんが快く介助して下さるお店が沢山見つかりました。
どうすれば、周囲に依存しすぎず、うまく障害者ライフをエンジョイ出来るか、その勘所がやっとちょっと分かってきたような気がします。
携帯スロープも、以外と使うチャンスに恵まれないです。
スロープ組み立てて貰う時間があれば、担いで貰った方が早いので。
2000/11/01(Wed)作成
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