血圧&呼吸

元々血圧は正常だったんですが、この身体になってからは低血圧になってしまいました。

普通、人間は寝ている状態から起きあがると、当然頭が一番上に来ますから身体が頭にがんばって血を送り込んで調節します。

キリンさんが極端な例ですね。

脊損になるとその調節能力がおかしくなってしまいます。

起きあがると、頭に十分に血が来なくなるんです。起立性低血圧ですね。立ちくらみと思って下さい。(私は立てないんですけどね(^_^))

事故後初めて起きあがった時、低血圧で気が遠くなりそうになりました。目の前が暗くなってきてだんだん視野が狭くなってくるんです。ブラックアウトという状態です。

傾斜台(英語でいうとチルトスタンド。単なる直訳!)というもので身体を少しずつ起こして慣らして行くんですが、最初は足先がぱんぱんになって紫色になるぐらい、血が下がってきて大変でした。血圧が60〜40台まで下がってしまうんです。

30度位の傾斜で始めて、少しずつ起こしながら少しずつ起きている時間を多くしていきます。

 

車椅子の上でも何とか血圧は100台まで回復しました。

それでも脱水状態になると、時々、朝身体を起こすときに低血圧状態になって目の前が暗くなることがあります。ですから、朝起きるとまず、コップ一杯のお茶を飲みます。

今でも一日中車椅子の上にいると、足先がすごくむくみます。 日中何回かベットに横にならないとむくみがとれません。

 

 

ついでに起きるときに大変だった話し。

 

初めて身体をベットで起こしたとき、息が出来なくなりました。腹筋が麻痺で完全にゆるんでしまったので内臓(特に肝臓)が下に下がって横隔膜を下に引っ張ったんです。息は吸えるけど、はけない、(内臓を上に引っ張れない?)という状態に陥りました。というわけで横隔膜が鍛えられるまで腹帯を巻いていました。

事故前約5000ccあった肺活量もやっと2000cc近くになりました。

 

ベットからの起きあがり動作については別項で。

 

98/11/26(Thu)作成 

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